相生市 万葉の岬

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理科教室:幼虫探しとその模型作り

2022/04/24

以前「いもむしの模型を作ろう」というプログラムをひょうご環境体験館で開催した時、多くの方々に参加していただいたので、今回は「幼虫(いもむし)を探し、自分の好きな幼虫の模型を作ろう」を実施することとしました。

目的は、昆虫の多様性を知るきっかけとして、幼虫の体を丁寧に観察することで学習することです。頭部、胸部、腹部の体節数、成虫になった時の脚は胸部にある3対、幼虫が移動する時に使用する腹脚がどの体節に何対ついているかなどを丁寧に見て、その通りに模型を作ります。さらに気門の無い体節もあるから注意しようと、より完成度の高い模型を目指しました。

あいにくの雨の天気で、外での虫取りはできませんでしたが、アゲハ、スズメガ、シャクガ、テントウムシなどの幼虫の写真を見ながら、模型作りを行いました。中には、好きなスズメガ(セスジスズメ)を作ると頑張る子もいました。みんな、一生懸命に作り、3体作ったご家族もおられました。

自分だけの“いもむし”と記念撮影

ヒカゲチョウの仲間の小さな角を持ったかわいい顔を作りたい子もいるかと思いましたが、今回はなし。どこかで、ゴマダラチョウやクロコノマチョウなどから、イボタガなどへの挑戦もして欲しいですね。

いろんなチョウがいるんだな〜〜という感想を持ってもらえたなら嬉しいですね。虫好きの子供たちは健在です!!

下の写真は、近くのアケビの葉にいたオカモトトゲエダシャクの真っ黒な若齢幼虫(2齢幼虫か)。