Planaria-RIKA2016

夏休みの理科教室へのご案内

 

プラナリアの再生実験

・プラナリアの体を何片かに切断して、各断片が再生して完全な個体にまで再生する様子を観察する。

・驚異の再生能を持つことを確認する。

・環境指標生物であるプラナリアを矢野川などで採集をする。(外来種もいるので注意)

夏休みの理科教室 2

開催日:

2016年8月6日(土)

再生とは? ”再生医療に熱い視線が注がれている、今、再生実験に挑戦してみよう!”


21世紀の医学・生物学に再生の研究は重要な研究分野であり、再生医療の研究も急速に進むでしょう。その再生生物学に重要な生物のひとつがプラナリアです。


プラナリアは、いくつに切られてもプラナリアが再生してきます。

実際に切って、それを自宅に持ち帰るなどして飼育し、再生する様子を観察しましょう。拡大ルーペがあると見やすいと思います。

約1週間で切断片からの再生が完了するので、途中で顕微鏡で拡大して観察したり、デジカメで写真を撮ることもできる。

(注意:水温が30℃を超えると死ぬので、温度を低めに飼育しよう。)


再生実験は8月6日に行います。その実験に使用するプラナリアはこちらで事前に準備しているものを使用します。しかし、プラナリアを見ると、実際に採集したくなるかもしれません。


採集希望者は、6日に申し出てください。8月11日午前中に矢野川などで採集をする予定です。雨天の場合は13日の午前に順延し、採集に挑戦してみましょう。


きれいな川に住むという環境指標の生物ですが、少し汚い水でに棲(す)んでいる外来種もいるので注意が必要です。



場所:ひょうご環境体験館

   (参加申し込み、施設案内、アクセスなどについてはこちらから)

日時:2016年8月6日(土) 10:30~15:30  (昼休:12:00~13:30)

    午前:再生とプラナリアのお話、実験の準備

    午後:プラナリアの切断実験、飼育の注意

  2016年8月11日(木、祝日) 10:30~12:00  13:30~15:30 

    午前:羅漢の里か矢野川で採集・観察(雨天順延)

    午後:再生の観察  (事前予約必要)

  2016年8月13日(土) 10:30~15:30 (随時 事前予約必要)

    プラナリアの再生を顕微鏡で確認・宿題用写真撮影など

講師:松田宗男(杏林大学医学部)   川本浩司(自然観察実験塾)

   長島優子(国立遺伝学研究所) 斎藤 薫(国立遺伝学研究所)

対象:小学生3,4,5年生(他の学年や中学生、一般も参加OK)

参加費:300円

持ち物:なし

定 員:30名

その他:

問合せ先:office at sel.or.jp

8月6日 プラナリアの切断実験の様子



 

皆さん、楽しそうに取り組んでいます。




 

プラナリアの再生実験の経過報告