相生市 万葉の岬

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子供と遊ぶミニクラフト教室 作品展示会の開催

2022/05/04

子供と遊ぶミニクラフト教室は2021年秋の「ワタ摘み体験」(残念ながら雨で中止、その後変更で出席可能な方々は参加)、2021年12月の「綿打ち・綿繰り」、2022年1月の「糸紡ぎ」、2022年2月の「布を織る体験」の4回コースでした。長丁場であり、初めての体験の方々にとっては、実綿から種を取り出す大変さ、綿の繊維を紡いで糸にする難しさ、また糸を紡いだ際に出る“縒り”の取扱い方など、糸を作るだけでも難しいことがあるんだ!!ということを実感したことでしょう。

今年度の参加者は、特に熱心に取り組み途中で放り出すこともなく、糸を紡ぎ、その糸を使って布にまで仕上げたのは凄いことです。思い出として、作品を日々の生活の中で使用して下さい。

各自の力作を作品展に展示して下さってありがとうございました。ひょうご環境体験館では上の図の右上(全体の様子)のように展示して下さいました。

織りの網目や糸の仕上がりなどを見ていただくのも大事かと思い、この画像をダウンロードしてより大きな画像で見ていただけるようにしました。

自分で紡いだ糸は市販の糸と違って、太いところと細いところ、捻りの程度も強いところと弱いところなど“むら”があり、それがまた手作りの良さ、これ唯一の作品の味を出しています。

講師の先生からのコメントです。『初めての手織りだったと思いますが、自分で紡いだ糸で作品になりました。大きさも形もいろいろ、配色もいいですね。横糸の扱いが素晴らしい作品もあります。試行錯誤の積み重ねで次の作品に挑戦してください。仕上げに糊付けとアイロンかけをするとピシッとなるので、試してください』

下の作品については、『アイデアが面白いですね。吊り下げてモービルにもできますね。中に鈴を入て風鈴のようにするのもいいかも』、でした。

是非、これを機会に色々な糸(繊維)について考えたり、興味を持つきっかけになることを楽しみにしています。