昆虫ってすごい! 第2回 『公開講演会」
2022/03/27
昆虫ってすごい!第2回 於ひょうご環境体験館でのアゲハの蛹の飼育上の問題や、その他の幼虫等の飼育に関する質問に答える予定を少し短縮し、公開講演会を開催した。
越冬中のアゲハの蛹はいつ羽化するんだろう?の話は、長い越冬の期間蛹のままでいたことを見て、その後の羽化を確認した後の方が良いだろうと判断し、今回は越冬中の幼虫もいるよということと、幼虫の飼育は色々な幼虫の行動も観察しながら飼育できる楽しさ、面白さについての話でした(写真下の左)。また、蛹の具合が悪い場合の救済法についても(写真下の右端)。自然観察実験塾の活動テーマが「ふるさとの自然を守るサイエンス」であることの背景と経緯などの話もありました。
「ため池の世界をのぞいてみよう」では、日本で兵庫県内には最も”ため池”の数が多く、特に瀬戸内海地方に面する播磨地方には多いことから、ふるさとの特色となる”ため池”に住む昆虫”タガメ”、”ゲンゴロウ”、”コシマゲンゴロウ”、赤とんぼの仲間とその中でも青い赤とんぼといわれる”ナニワトンボ”などに加え、両生類や哺乳類の”ニュートリア”などについて、多くの写真とともに説明があった(写真下の中央)。
質問や問題に答える参加者の子供達の元気で楽しそうな声が、とても爽やかだった。