相生市 万葉の岬

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子供と遊ぶミニクラフト教室 第3回 手紡ぎ糸で布を織る

2022/02/20

ワタを摘んでから、糸を紡いで布を織る段階にまで進みました。

この日は、雪が舞う昼間でも0℃から−1℃くらいの寒い日でしたが、休む人は少なく、皆さん元気に織りに挑戦しました.

毎回できるだけ、自然に関わる事柄を話しているのですが、この日は、動物性繊維でクモの糸よりも強く、同じ太さのスチールよりも12.5倍も強いオオミノガ(みのむし)の糸とその関連について話をしました。どう受け止めてもらえたかな?自然の素晴らしさと感じてもらえたかな?話の内容についてはこちらを参照してください。

皆さんは自宅で紡いだ”手紡ぎ糸”を持参して来ましたが、それを無駄にしないためにも、今日は市販の糸を使って、簡易織り機の使い方を学習しました。


しっかりと講師の方の説明を聞いて、ひょうご環境体験館から簡易織り機を借用して織る練習をしました。自宅で自分だけの布を織るための準備です。


経糸(たていと)の処理の仕方を聞いて、解けていかないように結びます。ここまで出来れば、あとは問題なく織り進めて自分だけの布を仕上げることができるでしょう。

5月3日からの作品展に向けて、これから皆さんの夜なべ仕事が始まりそうです。頑張れ!!楽しみです。