相生市 万葉の岬

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ワタ摘み体験(2)入野にて 2021-12-05 (Sun)

2021/12/05

今年度2回目の「ワタ摘み体験」を若狭野町入野で開催しました。

今回は、11月21日より多くの参加者があり、総勢52名となりました。遠くは姫路市や山崎町からの参加者も数グループありました。みなさん大変有難うございました。おかげさまで、会員も元気が貰えて、今後の活動計画に張り合いが出てきました。

生憎寒い天気となりましたが、雨も降ることなくまずまずでした。受付を済ませ、自然観察実験塾の活動の目的に続いて、ワタ摘みに際して、ワタの歴史、ワタの有用性、ワタのユニークさ(植物性繊維として、ワタほど細く、吸湿性が高く、腐食しにくい繊維)の説明に続いて、白いワタが弾ける前のワタの実の中はどうなっているんだろう、という疑問を持ってみようという話、そして、ワタの摘み方の説明がありました。

綿田は2箇所、広い方の田(下)はワタが新芽の頃に鹿の食害にあって、本数が少なったり、まだ実のままで綿花が弾いていないものが多いという問題があった。しかし、広々としたところを歩き回ったり、ワタを摘んだり、ワタの実を見たりしながら楽しんだ。めったに田んぼに入ることなんてないだろうから・・・。

ふわふわしていて気持ちいいと良いながら摘んでいた兄妹は手に持てなくなったらお母さんの袋に入れていた。茶色のワタもあるんだねって、新しい発見も嬉しそうだった。お兄ちゃんが摘んだワタの両手の指先のところに茶色のワタが見えます。

時間も過ぎ、ワタ摘みを終了して、収穫の計量を済ませ、

ワタの栽培田を主に管理し世話をしてくださった高田会員からのプレゼントタイム。ここでは、大きな声が出て子供達は一番楽しかったかも!?

プレゼントは大根と白菜。スーパーで売られている白菜は中身の綺麗な部分だけなので、白菜全体を土から引き抜いて根っこのあるのも確認し、不要なはの処分をしてから持ち帰るように、と「土から生えている白菜」を実感してもらおうと思ってのことでもある。

子供達は白菜を採り、お父さんやお母さんはその様子を写真に撮る。盛り上がったひと時でした。

こんなに大きくて、重い白菜ははじめて!と大喜び!満面の笑顔❤️

さらに、スーパーでも絶対に見られない大根を見つけて、「キャー」って言ってるみたいだから、”キャー大根”と名前までつけてしまった。なんでこんな形になったんだろう?って、疑問に思いつつ・・・。


みなさん、有難うございました。