相生市 万葉の岬

活動報告

BLOG

カイコの羽化 喜びとお礼の手紙

別井さんにお世話になって飼育し、繭になったカイコを、数個づつですが、3つの小学校と10人を超える方々に進呈しました。繭からカイコの成虫が出てくる様子、あるいは生まれて(羽化して)すぐのカイコと羽が延び動く様子を見て頂きたいと思ってのことでした。

すると、上郡の小学生とそのご家族から

ー今朝、カイコガが1匹出てきました。とても可愛くて、ぬいぐるみみたいと喜んでいます。口がないなんて、本当に不思議な生き物ですね。明日、小学校に連れて行くと言っています。大切に観察します。いただいたツマグロヒョウモンの蛹が4日前に1匹成虫になったのですが、羽化に失敗して飛べなくなってしまいました。子どもたちは、花を摘んできたり、蜂蜜を水で薄めて与えたり、少しでも長生きできるように世話しています。子どもたちの命を大切にしようという姿が見られて、とても嬉しくなりました。どうもありがとうございました。

下の添付画像付きでした。

もうひとつは若狭野小学校(校長先生)から

ー今朝、登校した子どもたちが「休み中(土日の間)に、成虫になっていました!」と、大事そうに箱を持って見せに来てくれました。見ると、1匹の成虫がおり、一緒に喜びました。「繭からでるときに茶色い汁が出ているから、これももうすぐ出てくるかも。」と、少し茶色のシミがある繭を指して言っていました。なんと、その後5分もしないうちに羽化したとのことで、またまた見せに来てくれました。「繭から出てくるところも見ることができた」と、嬉しそうに教えてくれました。昆虫が好きな子もいて、この後どうなるのか気になって仕方がないようです。

実は、私も初めて蚕の羽化を見ることができ、子どもと一緒にびっくりしたり楽しんだりさせていただいています。今朝も、「青虫は、一度どろどろになって変身するから、きっと同じかなあ」と言っている子もいました。貴重な学習の場をいただき、本当にありがとうございます。

他の方々のところでも、それぞれに羽化し感動と生物の素晴らしさを感じておられることでしょう。添付の動画は、私のところで羽化したカイコです。手乗りしても飛んで行かないので、より一層可愛く思えます。(https://twitter.com/HomeTown_Living/status/1452453991195893761?s=20

動画はこちらから