プラナリアの切断と再生実験 2020-01-18 (Sat)
2020/01/18
柴原小学校課外授業
2020年1月18日(土曜日)
場所: 葛飾区立柴原小学校 理科室 対象: 6年生
担当責任者:NPO科学教育研究所 松田宗男
担当者:松田、山本、平井、加藤、長島、齋藤、小川、林、柴原小学校担任
表 題:扁形動物プラナリアを使って再生の意味を考える
副 題:様々な動物の「怪我をした時に修復される機構」とは、どの様なものなのか
目 的:トカゲ、ヒトデなどは、失われて部位が新たに作られるが、ヒトでは、腕や手を失った時は、生涯そのままの状態である。この違いは何故なのか、ヒトでも失った腕が元に戻ることはできないのか?しかしヒトでも、小さな傷跡は、徐々に新しい皮膚が作られ綺麗になって跡がわからなくなる。また部分的に切り取った肝臓が、元と同じ様な機能を持つ様になることもある。この違いは何なのか?などの疑問を解くモデル生物として、プラナリアを利用して考える。
教 材:プラナリア(ナミウズムシ)を各自で小さく切断し、学校で飼育しながら完全な個体に再生するのを観察する。
授業風景:保護者の参加もあり、実験室が満室になるほどの賑わいであった。生徒たちも、プラナリアがどんな生物で、どのようにして獲物を食べるのかなどを聞いた後、各自2匹から3匹のプラナリアを切断した。気持ち悪いと言っていた子も熱心に観察し実験していた。
授業が終了した後に、代表者からお礼の花束が松田先生に送られました。ありがとうございました。