野外で生きるキアゲハ
野外で生きるキアゲハ
2014/10/15
国立遺伝学研究所の北西にある林の中に自生する明日葉に、終齢幼虫からまだ若齢の幼虫などの多くが生息していた。
13日(火)は台風が通り過ぎ、14日には最高気温が30℃にもなる暑い日だった。その日の午後4時頃、散歩の途中で明日葉の花芽を食べる2匹のキアゲハの幼虫を発見した。(写真右の上)。近くの明日葉を少し眺めた程度で、終齢幼虫が5匹、若齢幼虫が4匹見つかった。今日15日は、かなり冷え込む雨の一日だが、再び散策に出かけ様子を見ようとしたところ、各株に一匹はいるというほど多くのキアゲハの幼虫が明日葉の葉や花芽、花柄を食べていた。
終齢幼虫にはすぐにも蛹化するかと思えるものもおり、それを含めて終齢の10匹を捕獲し、室内で飼育することとした。